翻訳家になりたいけど、どうすればいいのかな?
今回は、そんなお悩みを抱えている方のために、『翻訳家になるために必要なこと』を紹介します。
この記事でわかること:
- 翻訳家になるために必要なこと
- 翻訳家になるまでの流れ
- 翻訳家になるために必要な資格は何か
翻訳家になるためには?まずやっておきたいこと
では、翻訳家になるために、まずやっておきたいことを紹介します。
できれば順番通りに進めてほしいところですが、少し前後しても問題ないです!
「これなら出来る!」と思えることから、始めましょう!
フリーランスになるか、翻訳会社に勤めるか決める
まずは、フリーランスとして働くか、翻訳会社に勤めるか決めましょう。
働き方にこだわりがなければ、翻訳会社に勤めることをおすすめします。
私もそうだったのですが、「通勤できる距離内に翻訳会社がない」と悩む人は多くいます。
私の場合は、1社もなかったのでフリーランスの翻訳家として働くしか選択肢はありませんでした。
実際に面接まで受けた会社もあったのですが、「内定が決まったら、東京に来てもらいます」と言われて、衝撃を受けたこともありました…。
もし、フリーランスとして働きたい場合は、翻訳の勉強に加えて、フリーランスという働き方について学ぶ必要があります。
営業の仕方、仕事の取り方、税金の仕組み、確定申告の仕方など、学ぶことはたくさんあります。
翻訳家になるまでのロードマップは、別の記事にて紹介しています。
翻訳会社に勤めるか、フリーランスになるか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
英語力を上げる
まずは、必要な英語力を上げることが大事です。
流れとしては、①基本的な英語の勉強▶︎②翻訳の勉強 という感じです。
ここで覚えておいてほしいのが、英語のスキルと翻訳のスキルは全く異なるスキルだということ。
翻訳のスキルは、英語ができるようになるにつれ、徐々にできるようになるものではありません。
英語の勉強と翻訳の勉強は、全くの別物だということを覚えておいてください。
なので、まず最初に英語の勉強から始めましょう!
TOEICでどのくらいの点数を取れれば翻訳家になれる?900点はとったほうがいい?
と、このような質問をよく頂くのですが、結論TOEICの点数はあまり関係ないです。
翻訳家になるために必要な資格はない?TOEICの点数も関係ない?
翻訳業界では資格よりも、翻訳経験を重視します。
なので、あなたがTOEIC満点を取っていても、翻訳経験10年の方がいれば、コーディネーターさんは大体後方を選びます。
TOEICで満点を取ったからと言って、必ずしも仕事がもらえるようになるわけではありません。
逆に言えば、TOEICで900点を取っていなくても、翻訳スキルがあればお仕事はもらえます。
ただ、TOEICは900点以上持っていたら選択肢は広がります。
ほとんどの翻訳会社は、TOEICの点数を指定していません。
まれに、応募条件が「TOEIC900点以上」「TOEIC950点以上」という翻訳会社もあるため、900点以上取れたら、選択肢は広がります。
なので、TOEIC満点や英検1級は1つの目標として目指してみてもいいと思います。
翻訳のスキルを磨く
先ほども言ったように、英語のスキルと翻訳のスキルは全く異なるものです。
なので英語の勉強をしながら、翻訳の勉強をしましょう。
翻訳の勉強は、独学でも可能ですが、本気でスキルの高い翻訳家を目指すと決めたのなら、翻訳スクールに通うことをお勧めします。
おすすめの翻訳スクールは、フェローアカデミーです。
フェローアカデミーは日本最大級の翻訳者ネットワーク「アメリア」 を併設する翻訳スクールです。
アメリアについては、後ほど説明していきますね!
フェローアカデミーは、通信講座、オンライン講座、通学講座を提供しているため、自分のライフスタイルに合わせて勉強することが可能です。
\本気で翻訳を学びたいならフェローアカデミー!無料で資料を受け取る⬇︎/
また、お金をかけずに独学で翻訳を学びたい方は【独学で翻訳を学びたい人におすすめする本】という記事があるので、ぜひ読んでみてください!
翻訳分野を選ぶ
翻訳は、3つに大きく分かれます。
さらに、産業翻訳は6つの分野に分かれています。
- 技術、工業
- IT, IT系マーケティング
- 金融、経済
- 特許、知的財産
- 医療(メディカル)
- 法律・契約書(リーガル)
図にして表してみます。
翻訳家になりたい!と思った時点で、興味のある分野、進みたい分野を決めておきましょう。
進みたい分野が決まったら、その専門知識をつけるために、勉強をしてきます。
ある程度のITスキルを身につけておく
翻訳家がよく使うソフトやツールは以下の通りです。
- WordやExcelなどのMicrosoft
- 翻訳支援ツール
- 文法チェックツール
Wordなどは、置き換えや検索ができると、一気に仕事の効率が良くなります。
翻訳支援ツールが使えると、翻訳の作業スピードも倍以上上がりますし、文法チェックツールが使えると、ケアレスミスを減らすことができます。
また、仕事用のPCをこれから買う予定がある方や買い換える予定がある方は、ある程度PCの知識をつけておけば、PCを選ぶ際も困ることはありません。
ビジネスメールの書き方・提案文の書き方を勉強する
翻訳会社とやりとりをする際は、メールでやり取りすることがほとんどです。
最初の頃は、緊張してしまって、メールを送るまでに2時間以上かかったこともありました…。
1つ1つの文章を、たとえば「連絡ありがとう ビジネスメール」などとネットで調べたりしていました。
やっとの思いで書き終わっても、何度も何度も見直しをして、気づいたら2時間経っていた…!!
ということが何度もありました。
また、クラウドソーシングサイトは、提案文が大切になってくるので、提案文の書き方も調べておくといいと思います。
提案文の場合は、ある程度テンプレを作っておいた方がいいと思います。
ビジネスメールの場合は、署名などを作って登録しておくといいと思います。
変換に登録しておくことで、「署名」と打っただけで署名が出てくるように設定できたり「提案文」と打っただけで提案文が出てくるように設定することも可能です。
先ほど言ったITスキルの1つになりますが、このように便利なパソコンの豆知識をストックすることで、仕事の効率が上がります。
クラウドソーシングサイトに登録する
準備が整ったら、クラウドソーシングサイトに登録してみましょう。
先ほども言った通り、翻訳業界では翻訳の実績や経験年数が大事です。
なので翻訳の仕事は、副業として始めることからお勧めします。
初心が始めやすいのは、クラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングサイトの中でも、おすすめなのがCrowdWorks です。
\初心者でも始めやすい、クラウドソーシングサイト!無料で登録してみる⬇︎/
Crowd Worksは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
Crowd Worksの特徴としては
- 初心者でも始めやすい
- 案件数54万件
- 手数料は10万以下については20%、10〜20万円については10%
- 報酬支払いの際の手数料は、楽天銀行の場合百円、他行の場合は500円
また、本気で翻訳家を目指す方にはアメリアがおすすめです!
\翻訳家のための翻訳ネットワーク!無料で資料を請求する⬇︎/
アメリアは、翻訳家を目指している人、翻訳家の方なら1回は登録したことがあると言われているくらいの大手の翻訳ネットワークサービスです。
手数料は年会費が22,000円程と、少し高めですが、以下のようなメリットがあるので、入会することをおすすめします。
- 翻訳未経験でも応募できる求人に応募できる
- 定期トライアル、ミニ翻訳コンテストなどのスキルアップサービスがある
- カウンセリングが受けられる
- 会員限定のマガジンが毎月家に届く
- 翻訳支援ツールやTOEICの割引が受けられる
- フェローアカデミーの割引が受けられる
- スカウトを待つこともできる
翻訳家を本気で目指す人は、ぜひ登録してみてください。
できることは少しずつやってみる
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
翻訳家を目指す!と決めたら、できることは少しずつやっていきましょう。
お仕事を受注できるまでは、大変ですし、時間もかかりますが、毎日少しずつ努力を重ねていけば、必ず安定して仕事がもらえるようになります。
この記事が、少しでも参考になったら嬉しいです。
コメント