こんにちは!
フリーランスとして翻訳のお仕事をしている、あんこです!
今回は「語学が好きだから、翻訳の仕事に興味がある」「英語が得意だから翻訳のお仕事をしたい」と考えている方に向けて、翻訳のお勉強について紹介します。
この記事では、以下のような情報を得ることができます。
- 英語ができれば、翻訳はできのか
- いい翻訳とは何か?翻訳する際に気をつけるべきこと
- 翻訳が学べる書籍
- 独学で翻訳の勉強はできるのか?
英語ができるだけじゃ、翻訳はできない?

英語はわかるけど翻訳してって言われたら、なぜかできない…。
「これ、英語でなんて言うの?」という問いに対し、パッと答えが出てこない…
こんなことありませんか?
このような出来事は珍しいことでもなければ、あなたが実力不足というわけでもないんです。
実は、2カ国後以上話せる方に多いんです。
その理由としては、英語ができるからって翻訳ができるわけではないからです。
英語と翻訳は、全くの別物。
なので、語学力が高いからといって、翻訳力も高いわけではありません。
翻訳能力には読解力、専門知識、表現力が必要だからです。
そのため、翻訳家を目指す方は、英語の勉強とは別で翻訳の勉強をしなくてはいけないのです。
いい翻訳に必要な3C

質の良い翻訳の条件として、3Cを意識して翻訳をする必要があります。
3Cとは、文章を作成する際の原則の頭文字をとったものです。
- Correctness ー 正確さ
- Clarity ー 明確さ
- Conciseness ー 簡潔さ
翻訳の勉強や練習をする際も、この3つを意識するだけで、かなり質の良い訳文が出来上がります。
では、さっそく3Cの特徴を1つひとつ順に説明していきます。
Correctness(正確さ)
翻訳をする際は、原文が伝えたいことを正確に訳す必要があります。
正確に翻訳をするため、以下のようなことに気を付けて翻訳をしてみてください。
- 「これを入れた方がわかりやすい!」などと、自分の判断で何かを付け加えたりしない
- 滅多に原文を削らない
- スペルや文法もチェックする
簡単にいうと、「原文が伝えたいことを、そのまま伝える」ことが大事です。
原文を読んでいる際に、勝手に自分で原文を違う方向へと解釈してしまったり、わかりやすさを重視して、いろいろ付け加えたりすることは、よくありません。
もちろん、付け加えたり、削ったりしないと、どうしても不自然な訳文になってしまう…という場合もあります。
そういうときは、1つの文章を2つに分けてみたり、別の言い回しを考えてみたり、といろいろと工夫してみましょう。
削ったり、付け加えたりするのは、あくまでも最終手段だということを覚えておいてくださいね
Clarity(明確さ)
読み手が誤解をしてしまったり、戸惑ったりすることがないように、わかりやすい訳文を作るのが大切です。
また、誰が読んでも同じ内容・同じ意味として理解されるように書く必要があります。
原文が何を言いたいのかを、的確に理解し、それを明確に原文に反面させることが大事です。
Conciseness(簡潔さ)
回りくどい言い方をせずに、短く簡潔に表現をする必要があります。
つまりは、冗長表現をあまり使わないこと。
冗長表現の具体的な例としては、下記のようなものが挙げられます。
- 「という」
- 「することができる」
- 「について」
- 「できないわけではない」
しかし、翻訳は正確に訳すことが大切なので、原文が冗長表現をしていたら、訳文も自然と冗長表現になってしまうことは、よくあることです。
例えば『翻訳というのは、正確に訳すことが大切』だったら『翻訳は正確に訳すことが大切』と短くシンプルにできますよね。
翻訳が学べるおすすめの本

ここでは、私がおすすめする翻訳の本を紹介します。
独学で勉強したい場合は、ぜひ読んでみてくださいね。
プロが教える基礎からの翻訳スキル

翻訳の勉強をするなら、最初に購入して欲しいのが「プロが教える基礎からの翻訳スキル」です。
「翻訳とは何か?」「翻訳はどんな仕事なのか」「翻訳業界はどんな感じなのか」といった基礎から学ぶことができます。
翻訳を学ぶ前に、翻訳の本質を学ぶことができるので、1から始めようとしている方にオススメです。
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文

ある程度翻訳の知識がついてきたら読んでもらいたいのが、「日本人なら必ず誤訳する英文」です。
この本では「言われるまで、誤訳していたことに気づかなかった」と思わず声が出てしまうような、誤訳の例が紹介されています。
「Correctnessってこういうことか!」と気づかせてくれる、翻訳中級者・上級者向けの本です。
ここで紹介されていることを理解し、正確に翻訳ができるようになれば、どこの翻訳会社のトライアルでも合格できるのではないでしょうか?
翻訳が学べる、オススメの専門学校

翻訳は語学力だけではなく、読解力、専門知識、表現力が必要なため、独学で勉強するのはすごく難しいです。
また、映像翻訳などでは、文字数の制限等の細かなルールがあるため、しっかりと勉強しないといけない場合がほとんどです。
また、産業翻訳では意訳ではなく、直訳する必要がある、出版翻訳ではカルチャライズやローカライズといった、翻訳とはまた別のスキルが必要だったり…と
独学だけでは学びきれないことが多く存在します。
そのため、しっかりと専門学校に通って翻訳を学ぶ必要があります。
そこでオススメのスクールが「フェロー・アカデミー」です。
フェロー・アカデミーは日本最大級の翻訳者ネットワーク「アメリア」を併設する翻訳学校です。

フェローアカデミーでは、通学コース・通信コースと、自分に合った勉強方法が選べるので、お仕事が忙しい人でも、ある程度自分のペースで学ぶことができます。
また、成績が良ければ、出版企業や翻訳会社を含めた600社以上が登録している、翻訳求人サイト・アメリア
のクラウン会員に推薦されることがあるそうです。
アメリアのクラウン会員になったら、大手企業からスカウトが来て、トライアルが免除されたりと、大きなメリットが存在します。
本気で翻訳者を目指したいなら、ぜひフェローアカデミーへの入学を検討してみてくださいね!
少しでも気になっている方は、資料を無料で請求することができるので、ぜひ貰ってみてください!
詳しい情報が得られます!
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翻訳を独学で学ぶのは難しい!

先ほども紹介した通り、独学で翻訳を学ぶのは難しいです。
ですが、自分にできることをコツコツとやることが大事だと思います。
スクールに通ってみたり、本を読んでみたりと、なんでもいいので何かを少しずつやってみることで、少しずつ夢に近づきます。
最後まで諦めずに、頑張っていきましょ!
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