フリーランスという働き方に憧れを抱いている方は多いのではないでしょうか?
SNSなどでみるキラキラフリーランスは、好きな時間に好きな場所で働くことができて、かつ、お給料もたくさんもらえる…というイメージですね。
しかし、フリーランスは簡単に稼げるわけではありません。たしかに、会社員よりたくさんお給料をもらっている方もいますが、なかなか稼げない人もいます。
フリーランスはたくさんの壁があり、途中で挫折してしまう人もいます。そこで今回はフリーランスの壁を乗り越える方法や失敗しない方法を紹介します。
フリーランスに立ちはだかる壁
フリーランスに立ちはだかる壁は以下の通りです。
それぞれ順に紹介していきます。
給料の不安定さ
フリーランスが一番最初に躓いてしまうのが、給料の不安定さです。
フリーランスは決まった給料を毎月もらえるわけではありません。仕事がなければ、お給料もないです。
なので、常に仕事を探していないといけません。それでも、いつ仕事ななくなってしまうかヒヤヒヤしている人も多いでしょう。
フリーランスはみな、給料の不安定さと向き合うことが大切です。
体験談:
私は、体調を2週間くらい壊してしまったときに、仕事が全くできず、その月の給料が10万もいかなかったことがありました。また、仕事をキャンセルする必要もあって「今回断ってしまったから、もう仕事をもらえないかもしれない…」と不安にもなりました。
フリーランスは有給もないので、体調を壊した2週間は、給料が0円でした。会社に勤めている方は、有給を使うことができるので、フリーランスは本当に大変だなと感じた2週間
単価の低さ
とくに駆け出しのフリーランスがよく悩むことは、単価の低さです。
基本的に、最初は実績作りをすることが一般的です。しかし実績を作るうえで、単価を安くするのは大切なことです。
なぜなら実績がない頃は、お仕事がなかなかもらえないので、単価を安くして、お仕事をもらう必要があるからです。
実績を作ることができたら、単価を徐々に上げていくことがポイントなのですが、なかなか値段をあげられない人もいます。
値段を上げることができないと、ずっと単価が低いままで、自分の給料を増やすことができなくなります。そして廃業に近づいていってしまうので、注意が必要です。
納期の短さ
数ある案件の中に、たまに「1日でやってください」といわれることがあります。
納期が短い案件は基本、報酬も高くなりますが、納期が短すぎるとストレスがたまります。
中には、睡眠や食事時間を削ってまで、仕事をしている人もいるでしょう。
納期が短い案件の場合は、必ずやりきれる案件だけ引き受けるようにしましょう。
仕事量の多さ、または少なさ
仕事量は、必ず仕事が終わる量だけ受注しましょう。
前述した通り、仕事が多くて、睡眠時間や食べる時間を削ってまで仕事をしてしまうのはよくありません。
しかし、逆に仕事量が少なすぎると、もらえる報酬が低くなり生活をしていくのが大変になります。
なので、自分が生活できるだけの報酬を稼ぐようにして、たくさん仕事を受注しすぎないようにしましょう。
依頼主とのトラブル
フリーランスは、たまに相性の悪い依頼主に当たってしまう場合があります。
依頼主はみんながみんな、優しくて、万が一トラブルがあっても、しっかりお話を聞いてくれるわけではありません。
中には一方的に自分の要望を伝えて、無茶な仕事をやらせてくることもあります。
相性の悪い人に当たってしまった場合、依頼が終わったら、すぐにブロックしたり、関係を切ったりするようにしましょう。
セルフブラックになってしまう
ここまで紹介してきたことが、いくつかあると、生活するのがキツくなったり、逆にセルフブラックになってしまう場合があります。
セルフブラックとは、ブラック会社と一緒で、自分の業務がブラックになってしまうことを指します。
セルフブラックにならないために、注意しましょう。
フリーランスが上手くいくコツ
次にフリーランスが上手くいくコツを紹介します。
それぞれ順に紹介します。
収入源を1つに絞らない
仕事はメインの仕事と、サブの仕事をして、必ず収入源が1つにならないようにしましょう。
私の場合は、翻訳の仕事の他にWebライティングの仕事をしたり、Instagramやブログで収益化をしたりしていました。
SNS発信とブログはフリーランスにおすすめです。SNS発信やブログは納期がないので、自分の好きな時に好きなだけ仕事ができます。
インスタで稼ぐ方法は以下の記事に書いてあるので、読んでみてください。
ブログで稼ぐ方法は、以下の記事に書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
相場より低い単価で仕事を引き受けない
フリーランス歴が長くなり、実績も増えてきたら、相場より安い仕事は引き受けないようにしましょう。
フリーランスになったばかりの頃は、実績作りで単価を安くしても構いませんが(むしろ、その方が良い)実績が作れたら、安すぎる仕事は断ってしまいましょう。
体験談:
私も以前は報酬額に関わらず、仕事ならなんでも引き受けていましたが、単価が安いと本当に生活が苦しくなっていきました。とくに、私側が単価を決めていたリピーターの方には、「単価をあげます」とすごく言いづらかったです。しかし、単価が安いままだとやっていけないので、なんとか交渉して、仕事は少しずつ安定していきました。いつもお世話になっていたWebライターのディレクターも、相手から「単価を上げますね」と言ってもらって1文字1円だったのが、1文字3円〜5円くらいでお仕事を引き受けていた時もありました。
納期が短い仕事は無理に引き受けない
仕事がパンパンなときに、納期が短い仕事が入ると、バタバタしてしまうので、納期が短い仕事は無理に引き受けなくても良いです。
納期が短い仕事は、報酬が比較的高くなりますが、報酬に目が眩んで、無理に引き受けてしまうと、納期を守れなかったり、仕事のしすぎで体調が悪くなってしまう可能性があります。
そのため、本当にできる仕事だけを引き受けましょう。
アウトプットよりもインプットに力を入れる
フリーランスになると、案件などでアウトプットをすることが多くなります。
しかしフリーランスは、常にスキルを磨き続けないと仕事がなくなってしまいます。そのため、勉強をしたり、動画をみたりしてインプットをする必要があります。
勉強する時間があるならお金になる仕事をこなしたいと考える人もいるでしょう。
しかし、勉強で得た知識はフリーランスとしてやっていくのに、武器になります。
時間があるときは、勉強でインプットをしてみましょう。
フリーランスになりたい人がやっておくべきこと
ここまでは、フリーランスが経験する壁や、その対処法を紹介しました。
次にフリーランスになりたい人が、今のうちにやっておくべきことを紹介します。
フリーランスがどんな働き方をしているのかを理解する
フリーランスという働き方は、会社に所属せず、いろんな企業や個人の方からお仕事をもらって、報酬をもらいます。
会社員は、1度契約をすると辞めるまで、準備してある仕事をして給料をもらいます。
しかしフリーランスは、1つの仕事ごとに契約を結ぶことが多いです。仕事も自分でとってくる必要があります。
会社員ではないため、社会保険に入れなかったり、自分で税金関係を学ぶ必要があったり、といろいろ大変な面もあります。
なので、フリーランスのいいところだけを見るのではなく、大変なこともあるとしっかり認識しておきましょう。
目標ややりたいことを明確にする
繰り返しにはなりますが、フリーランスになるには、自分で仕事をとってくる必要があったり、自分が企業や会社に認知されるように営業をしたりと日々やることはたくさんあります。
そのため、はっきりした目標や目的がないと、続けることは難しいといえます。
目標や目的がはっきりしたら、ノートや手帳などに書いておくと、日々思い出すことができて、モチベーションにもつながるでしょう。
今できることをやる
フリーランスになる前にできることは以下の通りです。
- 勉強
- 他のフリーランスの人から学ぶ
- 貯金
などです。
また、引っ越しをする予定がある方は、独立する前に引っ越しをしておくと良いです。
フリーランスになって引っ越しをしようとしても、会社員ではないため、審査が通らなくなる可能性があるからです。
また、クレジットカードを作ろうとしている人も同様、フリーランスになる前に作っておかないと、審査が通らず作ることができなくなる可能性があります。
将来フリーランスになりたい人は、今の段階から色々用意しておく必要があります。
フリーランスの壁はたくさんある
今回はフリーランスに立ちはだかる壁と、対処法を紹介しました。
フリーランスはたくさんの壁がありますが、どれも対処法があるので、少しずつ壁を乗り越えていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。みなさんの役に立ったら嬉しいです。
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