翻訳チェッカーとは?どこで仕事がもらえるの?求人は?

翻訳

こんにちは!翻訳家として活動しているあんこです🌸このブログではお家で働きたい人を応援するために、私が持っているノウハウを発信しています!!
「翻訳」という職種に限らず、お家で働きたい人はぜひゆっくりして行ってくださいね💛

どの仕事でも必要となってくるのが「ダブルチャック」です。

フリーランスであろうが、会社であろうが、ダブルチェックをすることは基本中の基本ですよ。

翻訳業界にもダブルチェックを行う職種「翻訳チェッカー」が存在しています。

今回は、翻訳チェッカーとはどんな仕事なのか、メリットやデメリットを紹介します。

また、どこで求人を探せば良いのかも、併せて紹介するので、翻訳チェッカーに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

翻訳チェッカーとはどんな仕事?ポストエディットとの違いは?

翻訳チェッカー 求人

翻訳チェッカーとは、翻訳者が翻訳した訳文に間違いがないかチェックをする仕事です。

ポストエディットと混乱されがちですが、翻訳チェッカーはあくまでも「翻訳者」が翻訳した文章をチェックします。一方でポストエディットは、翻訳機にかけた訳文を添削する仕事です。

翻訳チェッカーのチェック科目は以下の通りです。

  • 文法のチェック
  • 言語の一貫性
  • 誤訳はないか
  • 文脈は合っているか
  • 構正作業

それぞれ紹介します。

 

文法のチェック

翻訳チェッカーは、翻訳文の文法、スペル、句読点、文体などに誤りや不適切な表現がないかを確認します。文の構造が正しいかどうかも重要です。

言語の一貫性

翻訳文内で同じ用語やフレーズが一貫して使用されているかどうかを確認し、翻訳文の一貫性を維持します。これは読者にとって理解しやすい文書を作成するために重要です。

例えば、数字の1なら、1でも、一でもなく、1に統一する必要があります。

 誤訳はないか

翻訳は、原文の意味を正確に伝える必要があります。

翻訳チェッカーは、文脈に合った訳語や表現が使用されているかどうかを確認します。

文脈は合っているか

翻訳チェッカーは、翻訳文の背後にある文脈を理解し、その文脈に合った訳文を提案します。

これにより、読者が文書を理解しやすくなります。

校正作業

最後に一通り翻訳文書の誤りを修正し、最終的な品質を確保します。誤字脱字の修正や、文のリライトが必要な場合も行います。

翻訳チェッカーのメリットとデメリット

翻訳チェッカー

まずは、翻訳チェッカーのメリットとデメリットを紹介します。

翻訳チャッカーのメリットは以下の通りです。

言語スキルの向上

 翻訳チェッカーとしての経験は、言語スキルを向上させる絶好の機会です。

プロの翻訳者が翻訳した訳文を読むことにより、語彙や表現力が豊かになり、自身の言語能力を向上させることができます。

通訳・翻訳キャリアへのステップ

 翻訳チェッカーの経験は、将来的にプロの翻訳者や通訳者になるための一歩として役立ちます。

翻訳の理解とスキルの向上は、翻訳業界でのキャリアの機会を拡大させることができます。

言語文化の理解が深まる

 翻訳チェッカーとして働くことで、異なる文化や言語に触れることができます。これにより、他の文化や習慣に対する理解が深まり、国際的な視野を広げることができます。

精密さと注意力の向上

翻訳チェッカーはテキストの細部に注意を払う必要があり、精密な作業が求められます。この経験は注意力を向上させ、細かいエラーや不正確な表現を見逃さないようにする助けになります。

翻訳者としてのスキルもアップするでしょう。

翻訳チェッカーのデメリット

翻訳チェッカー

ここまでは翻訳チェッカーとして働くメリットを紹介しました。

翻訳チェッカーとして働くデメリットは、「単価が安い」ことくらいでしょう。

翻訳チェッカーのトライアルは合格率が比較的高く、スキルさえあれば誰でも働くことができる仕事ですが、単価は高くありません。

一般的に翻訳者の単価の半分か4分の1くらいしか、報酬としてもらえません。

ただ数をこなせば、前述したメリットが得られるでしょう。

翻訳チェッカーの仕事はどこからもらえばいいの?

翻訳チェッカー 求人

翻訳チェッカーの仕事は、主にアメリア翻訳者ディレクトリから受注することができます。

それぞれ二つの特徴、メリットデメリットを紹介します。

翻訳チェッカーの求人:アメリア(Amelia)

アメリアは求人情報を始め、その他の翻訳業界の情報やサービスを提供していて、翻訳家を目指す人は必ず入会しているといわれる、大規模翻訳者ネットワークです。

翻訳の仕事を始め、翻訳チェッカーの仕事まで幅広くあります。

アメリアの大きなメリットは、取引先を増やすことができることです。

アメリアに、企業として入会するにはスクリーニングをクリアする必要があるので、怪しい企業や会社はいません。

ただ、入会費と年会費がかかるので、注意が必要です。

私が実際に入会してみた感想を別の記事にてまとめているので、よかったらチェックしてみてください。

翻訳チェッカーの求人:翻訳者ディレクトリ

翻訳チェッカー

翻訳ディレクトリは、翻訳から翻訳チェッカー、翻訳コーディネーターまでさまざまな仕事があります。そして無料で使用できるので、「アメリはまだ不安」という方におすすめです。

ただ、無料で使えるからこそ、気をつけないといけないこともあります。

翻訳者ディレクトリで気をつけたほうがいいことは以下の記事にまとめてあります。

翻訳者ディレクトリは無料で登録できるものの、有料メールアドレスを取得していないと利用できないので、登録方法を以下の記事に説明しています。

ぜひ、使ってみてください。

翻訳チェッカーは翻訳者への近道

今回は、翻訳チェッカーのメリット・デメリットを紹介しました。

翻訳チェッカーは、翻訳者より合格率が高いので、スキルさえあれば誰でも簡単にできるお仕事でしょう。

その代わり単価は高くありませんが、プロの翻訳者の訳文を読めるなど、素敵な機会になるはずです。

ぜひ、アメリアや翻訳者ディレクトリで翻訳チェッカーを目指してみてください。

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