英語がだいぶ身についてきて、洋書を読みたいけど…なんの洋書を読めばいいのかわからない。洋書選びに失敗して、挫折するのが怖い…。
と、 悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
洋書を読むメリットはたくさんあります。
英語力が身につくだけではなく、語彙力、表現力、読解力、文章力など、さまざまなスキルを磨くことも可能です。
また、英語のスラング(イギリス英語)なども身についてきます。
なので、英語初心者の方から、英語を活かす仕事をしている英語上級者の方まで、幅広い学習レベルの人におすすめ!
今回はそんな、洋書を読みながら英語学習をしたい人のための記事です。
- 洋書にチャレンジしてみたけど、途中で挫折してしまった
- 洋書にチャレンジしてみたいけど、何から読めばいいのかわからない
- 洋書で英語を勉強するって本当に効果があるのかな?
- 効果的な洋書の読み方ってなんだろう?
このように、洋書について悩んでいる方は、この記事を参考にしてくれると嬉しいです。
私は洋書が好きで、中学のときからたくさん読んできましたが、洋書選びに失敗、挫折し、最後まで読みきれなかった洋書がたくさんあります…。
今回は、そんな私が失敗から学んだことを元に、洋書について詳しく解説していきます!
洋書選びに失敗してしまう原因
洋書選びの失敗のほとんどは、自分のレベルに合わない本を選んでしまうこと。
例えば、日本でいうなら「困ったさんシリーズ」や「解決ゾロリ」などの児童書を読む方が、いきなりミステリー小説などを読み始めたら、ちんぷんかんぷんですよね。
懐かしい!小学生の頃に読んでた!!
私も本が大好きで、以前から本を買い集めていました。
日本の本を選ぶ際は、問題はなかったのですが洋書になると、洋書選びに何度も失敗し挫折を繰り返していました…。
その大きな原因が、「タイトルと表紙で選んでいたから」です。
たしかに…!!表紙が素敵だとつい買っちゃいたくなる!
うん、私も、今でも表紙に惹かれて買ってしまうことはあります…。
日本の本は「小学館」などの子ども向け、大人向けなどと結構わかりやすいので、失敗する確率が比較的低いです。
本屋さんに足を運んだら、子供用コーナー、小説コーナー、漫画コーナーなどと分けられているので、自分のレベルに合った本を選ぶことができます。
しかし、洋書の場合は、大体はネットショッピングで買うことになりますよね。
試し読みができればいいのですが、試し読みができない場合は、結局「タイトルと表紙」で選ぶことになってしまいます。
これが、自分のレベルに合わない洋書を買ってしまう原因です。
洋書のレベルを知る
日本の本と一緒で、洋書にも難易度が存在します。
本の難易度さえわかってしまえば、洋書選びで失敗することはほとんど無くなるでしょう。
YL(読みやすさレベル)で洋書を調べる
洋書は、ジャンルによって難易度が変わってきます。
洋書にはYL(読みやすさレベル)というものも存在していますので、YLを参考にするのもいいと思います。
YLは、SSS(英語学習法研究会)が開発した洋書の難易度を表したものです。
何度は0.0〜9.9で表していて、数値が上がれば上がるほど、難易度が高くなっていきます。
Googleで、洋書のタイトル ylと調べれば、有名な本でしたらヒットするので、試してみてくださいね。
洋書レベル1 入門 : 絵本
ここからは、洋書をレベル分けして説明していきます。
最初「絵本」ですが、私たちが一番最初に読み始めた本も、子ども向けの絵本だったと思います。
小学1、2年生の頃、私たちの教室に置かれていた本達も絵本でしたね。
小学1年生の頃に、父から小説をプレゼントされて、読むのに苦労した過去があります…。
本選びって大事ですね💦
Where’s Spot?は、絵本の入道に最適です。シンプルな単語のみで文章が作られていて、仕掛けなどもあるので、楽しく読むことが出来ますよ!
洋書レベル2: 児童書
レベル1が、日本の絵本でいう「スイミー」とかでしたら、児童書は「解決ゾロリ」や「ちぃちゃんの影送り」です。
絵本より、内容が具体的になっています。
おすすめの洋書は、Diary of a wimpy kid や星の王子様です。
これらの洋書は、文字ばかりだけではなく、絵もたくさん描かれているので、英語学習にぴったりです。
洋書レベル3:ヤングアダルト
ヤングアダルトとは、中学生や高校生達向けの小説カテゴリです。
「ある程度英語は身についてきたけど、本格的な洋書を読んだことがない」または「難しい洋書を読むのはまだ早い」方におすすめ!
また、「ただ英語の小説を読んで楽しみたい!」と思っている大人の方でも楽しめるカテゴリです。
日本で映画化されている若い人向けの映画、13の理由やKissing Boothはヤングアダルトです。
映画化される海外の小説は、ヤングアダルトが多い気がする…。
洋書レベル4 小説・ビジネス書
リーディング力もかなり身についてきて、本格的な洋書を読みたい!と思っている人は、小説や・ビジネス書がおすすめ!
小説はJurassic Parkや、Games of thronesなど。
ヤングアダルトと少し似ていますが、ヤングアダルトは中学生・高校生向けの小説に対し、ここでいう「小説」は、20代から50代、60代といった年齢の幅が広く、多くの人が楽しめるのが特徴です。
難易度レベル5 専門分野
最後は、専門分野の本です。
専門分野は、お金のことや病気のことについて書かれている洋書です。論文や参考書等もここの部類に入ります。
このジャンルを読むことが出来るほどの英語力を持っている人は、英語の勉強のためだけではなく、日本にはない、英語で書かれた情報を取得するために本を読んでいる方だと思います。
洋書の選び方
では、洋書のレベルを知ることが出来たところで、早速洋書の選び方について紹介しています。
洋書は、日本の書店にはあまり置いてないので、Amazonや楽天で買うことになります。
洋書は、楽天よりAmazonのほうがいっぱいあったよ!
カテゴリーをチェックしてみる
自分が読みたい!と思っている本の難易度を知るには、その本のことを調べる必要があります。
難易度はカテゴリによって違うので、読みたい本のカテゴリさえわかれば、難易度もある程度わかってきます。
Amazonで洋書を買う時、少しスクロールをして登録情報をみると、カテゴリーが出てくるので、ここに注目してみましょう。
このように、Childrenなどと書いてある場合は、その本のカテゴリーは児童書というわけです。
ヤングアダルトだったら、Young adultなどと記載されています。
試し読みをしてみる
試し読みができたら、試し読みをしてみてください。
ぱーっと読んでみて、見開き2ページの中にわからない単語が5つ以上あったら、その本は自分の今のレベルには合っていないということです。
また、YLを使って難易度を調べることもできるので、ぜひやってみてください!
洋書を楽しみながら読もう!
もちろん、英語学習が目的で洋書を読む人もいますが、個人的には「楽しみたい」という気持ちを優先して洋書を読んでほしい…!
面白い洋書に出会うことさえできれば、結末が気になって読むのが止まらなくなります。
その結果、英語のスキルが上達していきます。
なので洋書は、楽しみにながら英語を学べる、とても性能の良い物なんです!!
よし、じゃあ自分に合った洋書探しからはじめてみよ〜!
また、楽しく読むためには「簡単すぎるな〜」って思うくらいの本を選ぶことがコツですよ〜
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