今の仕事が自分に合わないと感じている人や、会社で働くことに違和感を感じてしまう人の中には「フリーランスになりたい」と思う方もいるでしょう。
私は、2年ほど前に未経験からフリーランスになりました。
今回は、フリーランスになった私が、実体験をもとに、未経験からフリーランスを目指す方法を紹介します。
フリーランスという働き方について
フリーランスとは、企業や団体に所属せず、自分のスキルや専門知識を活かして仕事をする働き方です。
フリーランスの仕事は、一般的にプロジェクト単位で依頼され、その内容に応じて報酬を得ます。
この働き方の最大の特徴は、仕事の選択やスケジュール管理を自分で行える自由さです。
フリーランスは、どこで、いつ、どのように働くかを自ら決定できるため、柔軟な働き方が可能です。
一方で、フリーランスは雇用契約に基づく固定収入がないため、収入はプロジェクトの量や内容によって変動します。
そのため、安定性に欠ける部分もあり、自己管理やリスク管理が重要です。また、フリーランスは自分で仕事を探し、クライアントと契約を結ぶ必要があるため、営業力や交渉力も求められます。
フリーランスは仕事の質や納期の管理、税金の申告、社会保険の手続きなど、すべてを自己責任で行います。
このように、フリーランスは非常に自主性が求められる働き方であり、同時に自分の専門性を高めることで、多様なクライアントからの仕事を得るチャンスを広げることができます。
フリーランスの仕事は多々にわたります。
例えば、デザイナー、プログラマー、ライター、翻訳者などが典型的なフリーランスとして活躍しています。
フリーランスの働き方は、自由と自己責任のバランスが求められる挑戦的なスタイルですが、自分のペースで働けることや、多様な経験を積めることが魅力です。
未経験からフリーランスの仕事の取り方
次に未経験からフリーランスの仕事の取り方を紹介します。
主な方法は以下の3つです。
それぞれ紹介します。
営業する
自分のサービスやサービスの良いところを、クライアントに紹介して、仕事をもらうことがあります。
これを「営業」と呼ぶのですが、「営業」というと抵抗を感じてしまう人も少なくないでしょう。
私も営業が苦手でした。しかし、営業をすることでいろんな方と出会うことができますし、仕事は少しずつではありますが、増えていきます。
営業が苦手な方は、メールの営業文を作って、メールを送りまくるという方法もあります。
またインスタなどで営業DMをするのも、少しだけですが効果を感じるかもしれません。
しかしインスタでいきなり営業DMが来ても、スルーしてしまう人も多いので、X（旧Twitter）などでリプで会話を始めて、そこから営業につなげていくやり方のほうが良いかもしれません。
クラウドソーシングサイトを利用する
私がフリーランスになって一番最初にやったのがクラウドソーシングを使ってお仕事を受注することです。
クラウドソーシングを利用して仕事を得る方法は、別の記事にて解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
SNSに依頼が来るのを待つ
InstagramやXなどのSNSに投稿をしていると、「お仕事をしてもらえませんか」というDMが届く時があります。
私も、何回かインスタでお仕事をもらったことがあります。
ただ、SNS経由で仕事が来るのは、稀の場合もあるので、しっかり普段から良い投稿をする必要があります。
例えば、クライアントの悪口や仕事の愚痴を書かないなど、注意する必要があります。
直接契約の取り方
フリーランスが直接契約を取るためには、いくつかの重要なステップを踏む必要があります。
まず第一に、自分の専門分野を明確にし、自己ブランディングを行うことが重要です。
クライアントに自分のスキルや経験を効果的に伝えるために、ウェブサイトやポートフォリオを作成し、過去の実績や成功事例を示すことが大切です。
これにより、自分が提供できる価値を具体的に示し、クライアントに信頼感を与えることができます。
そして業界のイベントやセミナー、オンラインフォーラムに積極的に参加し、人脈を広げることが、直接契約を得るための鍵となります。
SNSを活用して、自分の活動や専門知識をアピールし、業界内での認知度を高めることも効果的です。
特に、業界のキーパーソンや影響力のある人物とつながることで、仕事の機会が広がる可能性があります。
また、ターゲットとする企業やクライアントに対して、直接営業を行うことも重要です。
企業のニーズをリサーチし、それに対して自分がどのように貢献できるかを具体的に提案することで、相手の興味を引くことができます。
この際、メールや電話を使ってアプローチし、プロフェッショナルでありながらも親しみやすい印象を与えることが成功のカギです。
また、フリーランス向けのオンラインプラットフォームを活用することも有効です。
こうしたプラットフォームでは、企業や個人がプロジェクトを依頼しており、フリーランスがこれに応じて契約を結ぶことができます。
初めてのクライアントと信頼関係を築く際には、まずこうしたプラットフォームを利用し、その後に直接契約に移行するケースもよく見られます。
クライアントとの信頼関係を構築することも、長期的な成功に欠かせません。
一度契約を結んだ後は、質の高い仕事を提供し、納期を守ることが重要です。満足したクライアントは、リピートオーダーをくれるだけでなく、他のクライアントを紹介してくれることもあります。
信頼を積み重ねることで、安定した仕事の流れを確保できるようになります。
フリーランスが未経験から仕事を取得するコツ
次にフリーランスが未経験から仕事を取得するコツを紹介します。
実績を増やす
まずは、実績を増やすことが大切です。実績を増やして、営業先に「私こんなことができます」とアピールすることが大切です。
実績が増えたら、ポートフォリオなどを用意しても良いでしょう。
ポートフォリオを用意する
ポートフォリオとは、自分の実績をまとめた資料のことをいいます。
実績が増えたら、実績を一つの資料にして、クライアントと打ち合わせする際に、紹介すると良いでしょう。
リピーターを大事にする
仕事を取得することができたら、リピーターを大切にしましょう。常に質の高いサービスを用意し、リピーターを増やしていきます。
リピーターが増えると、継続案件にも繋がり、安定した仕事を得ることができます。
フリーランスになるまでにやっておいた方がいいこと
次に、フリーランスになる前に準備するべきことを紹介します。
引っ越し
もし、近々引っ越しをする予定がある方は、フリーランスになる前に引っ越しましょう。
フリーランスは社会的信頼が薄いため、物件の審査に通らなくなる可能性があるからです。
引っ越しをする際は必ず、仕事をやめる前に引っ越しましょう
クレジットカード申請
前述した通り、フリーランスは社会的信頼性が低いので、クレジットカードをまだ作っていない方は、仕事をやめるまえにクレジットカードを作りましょう。
税金の勉強
フリーランスになったら、税金は自分で収めないといけなくなります。
毎年確定申告に頭を抱えているフリーランスはたくさんいます。
確定申告で大変な思いをしないように、先に税金の勉強をすると良いでしょう。
税金のことを学べるおすすめの本は以下の通りです。
ポチップ
未経験でスキルなしでもフリーランスになれる！
今回は未経験からフリーランスの仕事を得る方法を紹介しました。
未経験、スキルなしでも、フリーランスの仕事を得ることは可能です。
最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、少しずつ慣れてくるはずです。
仕事をとってくるのもフリーランスの大事な仕事なので、頑張って仕事獲得を目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。参考になったら嬉しいです。
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