フリーランスという働き方に魅力を感じて、フリーランスを目指す方は年々増えています。
しかし、フリーランスはほとんどの方が1年目で挫折してしまうのをご存知でしょうか。
今回はフリーランスで挫折してしまう原因や、対処法を紹介していきます。
フリーランスと会社員の違い

そもそもフリーランスと会社員の違いはなんでしょう?
フリーランスとは企業や会社に所属せず、自分でお仕事を取ってきて働いている方のことです。
会社員は、会社と雇用契約を結び、決まった日に決まった場所でお仕事をします。
会社員は会社独自のルールなどがあり、それに縛られるのが辛いと思う方もいます。
しかし、フリーランスは自分の好きな時間に、好きなところでお仕事ができるので、憧れている方も多いでしょう。
フリーランスで失敗してしまう原因

フリーランスで失敗してしまう原因は多々に渡ります。
以下がフリーランスで失敗してしまう原因です。
それぞれ順に説明します。
ある程度準備をせずに独立してしまう
フリーランスになるには、ありとあらゆる準備が必要になります。
会社員としてある程度キャリアを積んでいるから大丈夫、と考える方もいるでしょう。
しかし、フリーランスと会社員は全く異なり、フリーランスの実績(副業の実績など)がないと、仕事をとってくることが出来ません。
また、仕事以外にも、お金に関することも学ぶ必要があります。そうでなければ、確定申告の際に大変になってしまうでしょう。
お金についてのおすすめの本は以下の通りです。
わかりやすく書いてあるので、ぜひ一度読んでみてください。

仕組みをつくらず短期間のお仕事ばかりを引き受けてしまう
フリーランスになったら、与えられた仕事をこなすだけではなく、仕組みを作っておかなければなりません。
仕組みとは、自販機のようなもので、何もしていないのにお金が入ってくる仕組みのことです。
そして、メインの収入源と合わせて、副収入を得ることで、収入が安定します。
メインの収入源は、どうしても時間に追われ、最初の頃は時給が200円になってもおかしくないでしょう。
そのため、副収入を得ることがとても大切です。
おすすめの副収入はSNSやブログです。
以下の記事にブログの始め方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
効率の良い仕事ができていない
フリーランスのお仕事は、時給ではなく、出来上がった案件に対して報酬がもらえます。
たとえば、Webライティングを、1文字1円で3000文字書いて欲しいと依頼を受けたとしましょう。
もし、これを1時間で完成することが出来たら、時給計算で、1時間3000円になります。
しかし、3000円の記事を書くのに5時間もの時間がかかってしまった場合、時給計算では、時給がたったの600円になります。
一つの案件に時間をかけすぎてしまうと、収入はどんどん減っていくのです。
そのため、効率の良い仕事の仕方を自分の中で見つけなくてはなりません。
多少「慣れ」の部分もありますが、時給換算したときに、時給が低くならないように気を付ける必要があります。
自分から仕事を取りに行こうとしない
フリーランスは自分から仕事を取りに行かないといけません。
最初から「どうぞ」と仕事があるのではありません。
企業や会社に自ら足を運んで営業することが必要になります。
しかし、中には営業が苦手の方もいるでしょう。私も営業がとても苦手でした。
私は企業や会社に直接足を運んでの営業はしませんでしたが、飛び込み営業は、長期のお仕事がもらえる可能性が高いといえるでしょう。
飛び込み営が苦手な方でも、企業や会社のウェブサイトに営業メールを送るのもいいでしょう。私はメールを送ったりしてお仕事をもらっています。
大切なのは、仕事をもらえるために何かしら行動を起こすことです。
ひたすら待っていても、仕事はなかなかもらえません。
しかしSNS運用やブログをやっていると、ごく稀にお仕事のDMやメールをいただくことはあります。
営業が苦手な方はインスタグラムやX(Twitter)などSNSを行なって、発信してみるのも一つの手です。
逆に仕事を引き受けすぎてしまっている
ある程度仕事が入るようになったら、次は「仕事のしすぎ」に注意しなくてはなりません。
仕事がたくさん入るのは嬉しいことですが、逆に仕事を引き受けすぎてしまうと、納期に追われて大変な思いをしたり、最終的には燃え尽き症候群になってしまう可能性もあります。
最悪、セルフブラックになってしまい、心の病気などにかかってしまう恐れもあります。
ですので、仕事を引き受ける際、納期にしっかり間に合うか、逆算しましょう。
セルフブラックにならないための記事がありますので、ぜひチェックしてみてください。
燃え尽き症候群になってしまう
前述した通り、仕事を受け入れすぎると、燃え尽き症候群になってしまう可能性があります。
私も、毎日翻訳とライターのお仕事をして、その上SNS更新、ブログ更新をしていたら、燃え尽き症候群になってしまい、半年ほどお仕事ができなくなった経験があります。
頑張りすぎてしまうと、反動もくるため、ゆっくり自分のペースでお仕事をするのが大切です。
収入が安定しない
フリーランスは、特に初めの頃は、収入が安定しづらく、生活が赤字になることもあるでしょう。
また、その月によって、収入が前後するため、大きな買い物もしづらくなるでしょう。
収入が安定しないことは、フリーランスであれば必ず経験します。
中には、毎月安定に給料がもらえる会社員に戻りたいと思う方もいると思います。
ここが、フリーランスとして失敗するか、成功するかの分かれ目であるでしょう。
フリーランスで失敗しないために

ここまでは、フリーランスが失敗してしまう理由を紹介しました。
では、どうすればフリーランスで失敗しなくなるのでしょうか。
- 給料を安定させる
- 副収入を得る
- 自分の時間を大切にする
- 繋がりを大切にする
給料を安定させる
フリーランスとして働くのであれば、一番気をつけたいことは、給料を安定させることです。
初めは、なかなか仕事をもらえず、収入がほとんどない状態が続いてもおかしくありません。
そのため、自分で仕事を取り続けなくてはなりません。
お仕事を得るプラットホームは、クラウドソーシングがおすすめです。
クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で、多数の人に業務を依頼するビジネス形態です。
最初はクラウドソーシングから依頼を受けると良いでしょう。
クラウドソーシングの中では、クラウドワークスが一番有名で一番おすすめです。
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副収入を得る
フリーランスは、収入源を一つに縛ってしまうと、給料が安定しなくなります。
メインの仕事とは別の仕事を探しましょう。そうすれば、万が一お仕事がもらえなくなってしまっても安心です。
副業はブログやSNSがおすすめです。
以下にブログの始め方を紹介しているので、ブログに興味がある方はチェックしてみてください。
以下の記事に、副業の種類をまとめているので、こちらもよかったらチェックしてください。
自分の時間を大切にする
ここまでは、収入についてお話ししましたが、今度は仕事ばかりにならないほうがいいことを伝えていきます。
収入が安定せず、減ってしまうのが怖い方は、たくさんのお仕事を一度に引き受けすぎる場合があります。
たくさん仕事を引き受けてしまうと、自分の時間がなくなったり、納期に追われたりします。そうすると、燃え尽き症候群になったり、心に余裕が持てなくなってしまいます。
フリーランスは、会社員と違い、休憩時間を決められていないので、自分で上手に休憩をとっていく必要があります。
スケジュール管理をしっかりして、仕事を入れすぎないようにしましょう。
繋がりを大切にする
フリーランスとして働くと、インターネット上ですが、出会いや繋がりが増えていきます。
フリーランスの仕事は、インスタやXなど、SNSから入ってくることがあります。
ありとあらゆる場所から仕事が入る可能性があるので、繋がりは大切にしましょう。
しっかり準備をしてフリーランスを楽しもう!

今回は、フリーランスが挫折してしまう理由と、対処法をご紹介しました。
フリーランスは収入が安定しないので、金銭的にきつくなってやめてしまう人が多いです。
不安定な収入を、今回紹介した方法で安定させると一気に廃業率が下がることでしょう。
特に初めは大変だと思いますが、仕事を取るコツを掴んだら「大変」よりも「楽しい」という感情いなるでしょう。
自分で工夫をしながら、最初の山を乗り越えていきましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでも参考になったら嬉しいです。
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